映像ミュージアムの中に石ころ。きっと誰もがあれっ?と思う光景でしょう。
メディアアートユニットplaplax(プラプラックス)の個展「イマジネイチャー ~石ころの記憶~ 」では、映像とテクノロジーのちからを借りて、石ころに宿った精霊や、その中に潜んでいる不思議ないきものたちを呼び出します。子どもの頃は誰でも空想の中で、河原や空地の石ころの中に、見たことのないいきものを見つけたり、そこに隠れている不思議な存在と出会ったりしていたのではないでしょうか。自由に会場の石ころに触れて、周りを歩きまわったりして、そこに起こるちょっと奇妙でワクワクすることを見つけてください。自然との豊かなつながりを創り出す、自由な空想のちからがはたらきはじめるのをきっと感じられることと思います。
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2002年頃よりコラボレーションを開始。主にインタラクティブアート分野における作品制作を手がける一方、公共空間、商業スペースやイベント等での空間演出や展示造形、大学との共同での技術開発など幅広く活動している。
Ars Electronica(オーストリア)、SIGGRAPH(アメリカ)、ポンピドゥセンター(フランス)、文化庁メディア芸術祭(日本)など、国内外で数多く作品を発表。
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【出展作品】 |
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「イシムシの標本」2011 *参考図版 |
「石ころのカチナ」2011 |
「石ころ」を題材にした、新作8作品を含む9作品を展示します。
鑑賞者がふれると石の中から精霊があらわれて動き出す「石ころのカチナ」、宮沢賢治の『やまなし』から着想を得た新作「クラムボンはわらった」など、映像や影を巧みに操る作品を展示いたします。
また、会場では生態心理学が専門の東京大学大学院教授の佐々木正人氏よる、石ころにまつわるコラム「石ころ魂(だましい)」も掲示しています。
≪イシムシの標本<リク/ウミ/ソラ>≫
2013年、インタラクティブ インスタレーション
≪隠れたファンタズム≫
2013年、インタラクティブ インスタレーション、技術協力:赤川智洋
≪クラムボンはわらった≫
2013年、インスタレーション
≪メメント石≫
2013年、インタラクティブ インスタレーション
≪石が動く理由≫
2013年、映像
≪軌道飛行≫
2013年、インスタレーション
≪平行石族≫
2013年、インスタレーション
≪月面のケアン≫
2013年、彫刻
≪石ころのカチナ≫
2011年、インタラクティブ インスタレーション
「石ころを動かそう!!」
plaplaxを講師に迎え、子どもから大人まで参加出来るワークショップ「石ころを動かそう!!」を開催します。
「石ころ」が「動く」とはどういう事なのか?plaplaxといっしょに考え、話し合い、展示のテーマである「石ころ」を、自由な発想で動かすワークショップです。
ワークショップ開始前には、展示を見ながら、plaplax自身による作品解説や、作品制作の発想のヒント、制作秘話を聞けるミニギャラリートークもあります。
私たちと自然とテクノロジーについてみんなで考え、自由な創造力を刺激する、夏休みにぴったりのイベントです。
開催日時:2013年8月17日[土]14:00~16:00
講師:plaplax
会場:映像ミュージアム
対象:小学生以上
定員:30名(申込み順、定員に達し次第締め切りとさせていただきます。)
参加費:無料(映像ミュージアム入館料のみでご参加いただけます。)
※ワークショップで使用する石ころは、映像ミュージアムで用意しますが、おきにいりの「石ころ」を持参し、ワークショップで使用する事も可能です。
申込方法:映像ミュージアムまで電話、FAXまたはE-mailにてお申し込み下さい。
電話:048-265-2590 、FAX:048-265-2628 、E-mail:vm@skipcity.jp
FAXまたはE-mailでお申し込みの場合、件名を「plaplaxワークショップ」とし、氏名、年齢、電話番号、FAX番号(FAXでお申し込みの場合)、住所を明記して下さい。
「イマジネイチャー ~石ころの記憶~」(映像ミュージアム) 詳しくはplaplax3つの展覧会HPへ |
会期 |
2013年6月1日[土]~9月1日[日] |
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開館時間 |
9:30~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 |
月曜日(祝日の場合は翌平日、7月15日[月]を除く) |
会場 |
SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム |
映像ミュージアム入館料 |
大人¥500/小中学生¥250(常設展示もご覧いただけます) |
主催: |
埼玉県 |
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後援: |
埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会 |
企画: |
株式会社デジタルSKIPステーション |
映像ミュージアム
048-265-2500