SKIPシティ(さいたま新産業拠点)プロジェクト概要

SKIPシティの「SKIP」は「Saitama Kawaguchi Intelligent Park」の略で、埼玉県川口市に整備された行政施設と映像産業拠点施設によって構成されています。全15ヘクタールのうち、南側の5ヘクタールにあたるA街区が整備され、2003年2月1日にオープンしました。
整備にあたっては、民間の持つ経営能力や技術力を活用することとし、埼玉県とNHKで提案協議(平成11年度)を実施し、選定された民間事業者と共に事業を推進してきました。「埼玉県内中小企業の振興」と「映像関連産業を核とした次世代産業の導入・集積」を基本方針に、企業の創造的な技術開発を総合的に支援し、国際競争力を備えた県内産業の振興を図るとともに、映像関連産業の集積する国際的な拠点づくりを目指しています。

整備方針

先導的に整備するA街区(約5ヘクタール)に、県内中小企業の支援を行う機関が入居する行政施設や、映像関連産業を核とした次世代産業の導入・集積を図るための映像産業拠点施設を整備する。

整備にあたっては、民間企業の持つ経営能力や技術力を活用しながら実施することとし、NHKアーカイブスを整備するNHKや、提案競技(平成11年実施)により選定された民間事業者と共同で事業を推進する。

事業主体

事業推進にあたっては行政施設や「彩の国ビジュアルプラザ」を整備する埼玉県、NHKアーカイブスを整備するNHK、今回の提案競技で選定された「チャレンジ21」の構成企業、本事業の為に設立された、株式会社デジタルSKIPステーションの企画運営ノウハウ、技術力を活用するなど官民一体となり共同で事業を推進します。

事業主体資料

施設概要

名称 さいたま新産業拠点「SKIPシティ」A街区7.2m
所在 埼玉県川口市上青木3丁目(NHKラジオ放送所跡地)
敷地面積 約34,000
延床面積 約85,000
施設構成 A1街区[行政5施設]
埼玉県産業技術総合センター・埼玉県生活科学センター・川口市立科学館・埼玉県中小企業振興公社・財団法人川口産業振興公社
A2街区[映像産業拠点施設]
彩の国ビジュアルプラザ(映像ミュージアム・映像ホール・HDスタジオ・インキュベート施設)・映像データベース・ソフト制作支援施設・NHKアーカイブス・公開ライブラリー・データセンター・事務所・商業施設他
開業 2003年2月1日
事業主体 埼玉県・日本放送協会(NHK)・株式会社デジタルSKIPステーション・NTTコミュニケーションズ株式会社・早稲田大学
設計管理 A1街区:日建設計
A2街区:石本建築事務所・松田平田
(設計協力)竹中工務店・清水建設
施工 竹中工務店・清水建設代表建設共同企業体
事業関係 川口市・株式会社デジタルSKIPステーション・チャレンジ21

計画地概要

計画地概要

事業スケジュール

事業スケジュール