「ヒカリエガク」

幻灯の誕生から最新のデジタル映像まで、映像は常に光と共にありました。本企画展は映像の本質である「光」に焦点を当てた2組のアーティストの作品を紹介します。出展アーティストであるトーチカと真鍋大度+石橋素は制作方法もスタイルも異なりますが、映像を描き出す「光」そのものが各々の作品の中で大きな役割を果たしています。時代が変わり、テクノロジーが進歩しても、映像と私達との豊かな関係を生み出し続ける「光」。その「光」について、新たな驚きや気づきの機会となりましたら幸いです。

【出展アーティスト】

 トーチカ(TOCHKA)

作品名

上映時間

制作年

PiKAPiKA ~LightningDoodleProject~

PiKAPiKAシリーズアニメーション

4分

2006年

PiKAPiKA 2007

5分

2007年

ReBuild

5分30秒

2012年

STEPS

3D映像作品

2分10秒

2010年

Green Fairy

2分10秒

2011年

Blue Ice

2分10秒

2011年

MAZE

インスタレーション作品

2分10秒

2012年

 

 

トーチカ(TOCHKA)

 

ナガタタケシとモンノカヅエによる1998年より活動を始めたクリエイティブユニット。共に1978年生まれ。様々な手法を用い、商業フィルム、現代美術など、業種の垣根を超えて活動を行う。どのような制作においても「実験的精神」を掲げ、試行錯誤の中から、ハッピーアクシデント(偶発的な幸運な出来事)を誘う。

 

"ReBuild"2012

"ReBuild"2012  

"Green Fairy"2011

"Green Fairy"2011 

"MAZE"2012

"MAZE"2012  

 

 真鍋大度+石橋素(Daito Manabe + Motoi Ishibashi)

作品名

上映時間

制作年

trace

映像作品

2分53秒

2012年

fade out

インスタレーション作品

2010年

 

真鍋大度+石橋素(Daito Manabe + Motoi Ishibashi)
  

真鍋大度=1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科、国際情報科学芸術アカデミー (IAMAS) DSPコース卒業。4nchor5 la6を石橋素と共同主宰。株式会社Rhizomatiks取締役。ジャンルやフィールドを問わず、プログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加している。

 

石橋素=1975年生まれ。東京工業大学制御システム工学科、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業。4nchor5 la6を真鍋大度と共同主宰。ハードウェア制作を主軸に、様々なプロジェクトに参加している。


"fade out"2010       


"particles"2011 (参考図版)
"particles" photo by Ryuichi Maruo (YCAM),
courtesy of Yamaguchi Center for Arts and Media (YCAM)


"proportion"2011(参考図版)       

 

 


関連イベント

PiKAPiKAワークショップ in SKIPシティ

アートユニット、トーチカ(ナガタタケシさん、モンノカヅエさん)と一緒に、「PiKAPiKA」(空中に太陽や花火、ペンライトの光で描くアニメーション)を制作するワークショップです。身体を動かし、みんなで力を合わせて、光のアニメーション作品を作り出します。夏休みにピッタリの、創造性にあふれた、楽しいワークショップです。完成した作品は、企画展「ヒカリエガク」会場で上映する予定です。

 

開催日:2012年8月19日[日]
※計2回開催(Vol.1昼の回と、Vol.2夜の回)※各回ともに事前予約制

講師:トーチカ

詳細はこちら

 

当日のワークショップの様子を「SKIPシティチャンネル」でご覧いただけます。

 

 Vol.1「太陽のヒカリでエガク」Windows Media Playerで再生する

 Vol.2「花火でエガク」Windows Media Playerで再生する

会期

2012年7月28日[土]~11月16日[金]

開館時間

9:30~17:00(入場16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日) ※8月13日[月]は臨時開館

会場

SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム

映像ミュージアム入館料

大人¥500/小中学生¥250(常設展示もご覧いただけます)


ミューぽん

主催: 

埼玉県

後援: 

埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会

企画: 

株式会社デジタルSKIPステーション

 

※地震や電力供給の都合により、開館時間の変更や、イベントが中止になる場合がございます。開館状況、イベント開催については、ホームページ又は電話でご確認ください。

このイベントに関するお問い合わせ

映像ミュージアム
048-265-2500