映像ミュージアム企画展
「どうぶつは、なにをみてるの?~目線映像とバイオロギング~」

どうぶつはなにをみてるの?目線映像とバイオロギング 2015年1月8日(木)~3月1日(日)

渡辺 佑基氏トークイベント「わたなべさんは、なにをみてるの?」 2月1日(日) 14:00~

 

 

今回の企画展は装着タイプの小型ビデオカメラで撮影された、動物の目線映像の世界を紹介!!
南極などの極地で生物の生態を独自の手法で研究している生物学者・渡辺佑基氏が「バイオロギング」※という手法で捉えた海中を泳ぐペンギンの捕食映像やサメの目線映像などのほか、森に住む野生のクマや大空を舞うワシの目線映像など、動物の“目線映像”に特化した企画展です!

※バイオロギング…「バイオ(bio=生物)」+「ロギング(logging=記録)」。
野生動物に小型の記録計やビデオカメラを取り付けて、動物の行動を動物自身に測らせる手法。

【出展作品】
1. バイオロギング研究の第一線で活躍!渡辺佑基氏が撮影した驚きの生態映像上映!

このコーナーではバイオロギングにより撮影された目線映像を上映。
ペンギンは海の中で何を食べてるの?サメは種類によって泳ぎ方やスピードが違うの?北海道で生活するウミドリはどんな風に飛んで、どんな風に泳ぐの?
そんな謎に答える納得の映像が楽しめます!!
動物:アデリーペンギン、ツマグロ、オグロメジロザメ、エビスザメ、ウトウ
撮影:渡辺佑基氏(国立極地研究所 生物圏研究グループ 助教)

 

 

渡辺 佑基 氏

 

■渡辺 佑基 氏

プロフィール
1978年生まれの36歳。北極や南極などの極地で様々な科学的観点から観測、実験、研究を行っている国立極地研究所の研究者。バイオロギングという手法で南極のアデリーペンギンにカメラを装着し、これまで謎が多かった海中捕食シーンを撮影したことで注目される。世界中を飛び回り、生物の行動を調査している。

 

 

2. 森を縦横無尽に進むクマの目線!パリの大空を翔るワシの目線映像も上映!

本企画展では渡辺氏の映像以外にもダイナミックな映像を上映!!
富山県立山に生息するツキノワグマにカメラを装着し、森で生活するツキノワグマがどんな様子で森を歩いて、何をしているのかを探ります!
フランスのパリ上空を飛ぶオジロワシに小型カメラを装着して撮影された映像は放射状の路地やエッフェル塔があるパリの街並みを克明にとらえていて圧巻の一言です!

 

 

3. みんなで体験コーナー!動物の目線を体験しよう!!

イヌやヘビ、トリの目線カメラを動かしてみよう!生活のしかたや動きかたの違いで、見える世界はどんな風にかわるのかな?ヒトや自分に目線カメラをつけて、スペースを動きまわってみよう!家族やお友達はどんな風に世界を見ているのかな?

使用機材:ソニー製ウエアラブルカメラ「アクションカム」
機材協力:ソニービジネスソリューション株式会社/ソニーマーケティング株式会社

 

会期

2015年1月8日(木)~3月1日(日)

開館時間

9:30~17:00(入館は16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日)

会場

SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム

料金

大人510円、小中学生250円(常設展示もご覧いただけます)

主催: 

埼玉県

後援: 

埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会

協力: 

国立極地研究所/ソニービジネスソリューション株式会社/ソニーマーケティング株式会社/東京農工大学 森林生物保全学研究室/富山県 立山カルデラ砂防博物館/Lato Sensu Production(50音順)

このイベントに関するお問い合わせ

映像ミュージアム
048-265-2500