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平成26年度 優秀映画鑑賞推進事業上映会
『銀幕を彩る監督・女優特集』

◆毎年恒例の人気上映会、今年も開催! 「優秀映画鑑賞推進事業」とは、東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵の優れた作品を、より多くの方々に見ていただくため、全国で巡回上映する事業です。35㎜フィルムでの上映となります。作品によって、画質・音声が必ずしも良好でない場合があります。


※映画をご覧のお客様は、上映当日は3時間まで駐車場無料!

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『愛の讃歌』

◆フランスの劇作家、マルセル・パニョールの「ファニー」を翻案した作品
舞台を原作のマルセイユから瀬戸内の小さな島に置き換え、その豊かな自然を背景に、若い男女の恋の行方が綴られている。遠くブラジルをめざす青年と故郷に残る娘の物語である。二人をとりまく老人たちに、伴淳三郎や有島一郎、渡辺篤といった芸達者たちを配し、人情味たっぷりの世界が、おかしく、悲しく描き出されている。 そこには、この翌々年から「寅さん」シリーズを生み出していく、山田洋次監督らしい姿勢が一貫していると言えよう。

1967年/松竹/94分

原作:

M・パニョール

脚本・監督:

山田洋次

出演:

倍賞千恵子/中山仁/伴淳三郎/有島一郎/千秋実/太宰久雄/渡辺篤/小沢昭一/北林谷栄/桜京美 他

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『浪華悲歌』

◆キネマ旬報ベストテン第3位の作品
大阪の製薬会社で電話交換手として働くモダンガールのアヤ子が、家族の経済的苦境を救うため、恋人がいるにもかかわらず、言い寄ってきた社長の囲われものとなるが・・・。見所は、男たちの欲望と卑劣さと弱さの餌食になって転落していくアヤ子の姿を、徹底的に冷ややかな視線で捉えた溝口健二の演出にある。 山田五十鈴は、本作で厳しい溝口の演技要求に応えて大女優へと飛躍し、同じ年に再びコンビを組んだ『祇園の姉妹』と合わせて、二人の代表作とした。

1936年/第一映画/72分

原作・監督:

溝口健二

脚色:

依田義賢

出演:

山田五十鈴/梅村容子/大久保清子/志賀廼家弁慶/進藤英太郎/西村進/原健作/峰岸五郎/志村喬 他

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『華岡青洲の妻』

◆有吉佐和子の同名原作を、新藤兼人の脚本で増村保造が映画化
加恵は青洲の母お継に憧れて21歳で華岡家の嫁となった。京都で医学修行を積んでいた夫が帰国するのは3年後である。やがて加恵をさしおいて、夫の世話を焼く姑は加恵のなかでライバルとなっていく。 嫁と姑のひそやかな対立をよそに、青洲はひたすら麻酔薬の研究に打ち込んでいった。動物実験の段階を終えて、人体を用い効果を試すべきときがきた。その時、自ら実験台になることを申し出たのは母と妻であった。 譲らない二人に、青洲は同じように薬を与えるのだったが…。

1967年/大映(京都)/99分

原作:

有吉佐和子

脚色:

新藤兼人

監督:

増村保造

出演:

市川雷蔵/若尾文子/高峰秀子/伊藤雄之助/渡辺美佐子/浪花千栄子/原知佐子/伊達三郎 他

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『稲妻』

◆キネマ旬報ベストテン第2位の作品
それぞれ父親の違う四人の子供たち。母はそれをそのまま受け入れて暮らしているが、末っ子の清子は姉や兄たちの身勝手で無気力な生き方に生理的な嫌悪を抱いている。山の手の世田谷で一人下宿生活を送っているのもそのためだ。次女の光子が飼っている子猫のように、弱々しい生きものとして周りの世話になりたくないのだ。 この作品は『めし』(1951)に続く林文学の映画化である。 下町の庶民の姿をいたずらに劇化することなく、静かに見つめているところが特徴。

1952年/大映(東京)/87分

原作:

林芙美子

脚本:

田中澄江

監督:

成瀬巳喜男

出演:

高峰秀子/三浦光子/香川京子/村田知英子/根上淳/小沢栄太郎/浦辺粂子/中北千枝子/滝花久子/植村謙二郎/丸山修 他

上映スケジュール

日/時間

9月13日[土]

9月14日[日]

11時~

『愛の讃歌』

『華岡青洲の妻』

14時~

『浪華悲歌』

『稲妻』

日時

2014年9月13日[土]~14日[日]

開場時間

開映の1時間前(各回入替制、全席自由席)

料金

各500円(当日・前売とも)※子供料金はございません

入場券販売

■前売■
●彩の国ビジュアルプラザ4階・県民交流プラザ(営業時間:9:30~16:00/休館日:月曜。祝日の場合は翌平日)(※9月1日(月)~9月5日(金)休館日)
●川口リリアチケットセンター(営業時間:10:00~19:00 年中無休 ※休館日除く)

■当日■
開映1時間前より、4階・映像ホールにて販売。

会場

彩の国ビジュアルプラザ4階 映像ホール

※映画をご覧のお客様は、上映当日は3時間まで駐車料金が無料となります。駐車券を映像ホールへお持ちください。
※35ミリフィルムでの上映となります。やむを得ぬ事情により、上映作品や時間の変更・中止をする場合がありますので、あらかじめご了承下さい。
※作品によって、画面・音声が必ずしも良好でない場合がございますのでご了承ください。

主催:

株式会社デジタルSKIPステーション、文化庁、東京国立近代美術館フィルムセンター

後援:

埼玉県、川口市

協賛:

松竹ブロードキャスティング株式会社

協力:

株式会社オーエムシー

このイベントに関するお問い合わせ

彩の国ビジュアルプラザ
048-265-2591



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