SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ

ウィークエンドシアター11月上映
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』
バリアフリー上映（字幕・解説音声付き）

11月のウィークエンドシアターその他の上映作品

• 『わが心の歌舞伎座』

※「ウィークエンドシアター」ご入場の方は、3時間まで駐車場無料！

戦場カメラマン・鴨志田穣による自伝的小説を原作に、彼と彼の妻であり人気漫画家の西原理恵子ら家族たちの日常を描いた物語。

「来週は素面(シラフ)で家族と会うのです。きっとです。」……と言いながら、ウォッカを飲み気絶した戦場カメラマンの塚原安行。足早に駆けつけ「大丈夫。まだ死なないよ」と、彼の頬をさする人気漫画家の園田由紀。ふたりは結婚し、子供にも恵まれたが、安行のアルコール依存症が原因で離婚していた。10回の吐血、入院、暴力……断酒できず、自身も家族も疲れ果て、安行は嫌々ながらもアルコール病棟に入院する。しかし、そこでの風変わりな入院患者たちとの生活や、個性的な医者との会話は不思議と安堵感を与えてくれたのだった。すべてを受け入れる妻の覚悟と、家族の深い愛情に支えられ、体力も心も次第に回復してゆくが、安行の体はもうひとつの大きな病気をかかえていた……。自分の弱さと向き合うことで、やっと見つけた、どん底での希望。それは、信頼の絆で結ばれた家族のもとに、“心の居場所（うち）”に帰ることだった。家族が一緒に生きる意味を、私たちに教えてくれる感動作。