SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ

ウィークエンドシアター7月上映
『ペルシャ猫を誰も知らない』

7月のウィークエンドシアターその他の上映作品

• 『海炭市叙景』　
• 『黒い雨』
• 【松竹　女優シリーズ】『東京暮色』
• 【松竹　女優シリーズ】『山河あり』
• 【松竹　女優シリーズ】『ゼロの焦点』（1961年版）

※「ウィークエンドシアター」ご入場の方は、3時間まで駐車場無料！

2009年カンヌ国際映画祭＜ある視点＞部門特別賞作品

クルド人監督バフマン・ゴバディが、初めてイランの首都テヘランを舞台に撮り上げた青春ドラマ。反イスラム的との理由で西洋文化の規制が厳しいイランで、それでも好きな音楽をやりたいと当局の目をかいくぐりながら音楽活動を続ける若者たちのリアルな実像を、骨太な批判精神とユーモアとともに描き出していく。本作はイラン当局の許可を得ることなく危険なゲリラ撮影を敢行、監督はその後イランを追放されており、実在のミュージシャンである出演者も、撮影終了の４時間後にはイランを離れ、ロンドンで新たな音楽人生をスタートさせている。

テヘランでの活動を諦め、海外への出国を決意するミュージシャンのカップル。違法なパスポートやビザを手配してもらうため、一人の男を訪ねる。だが、２人の音楽に惚れ込んだ男は、二人の念願だったコンサートを実現すると約束する。そしてバンドメンバーを探して廻るのだが…。