90周年を迎えた「松竹映画」の歴史はかつて女優王国と言われたように、女優の歴史でもある。スクリーンに愛され、時代に愛され続ける銀幕女優たちの魅力溢れる3作品を上映。
7月のウィークエンドシアターその他の上映作品
※映画をご覧のお客様は、上映当日は3時間まで駐車場無料!
©SHOCHIKU Co., Ltd.
巨匠・小津安二郎が贈る、母を求める二人の娘達の激情を描く名作。
男手一つで育てられた二人の姉妹、姉はしっかり者だが結婚生活がうまくいかず実家に戻り、妹は大学を出たばかりで、恋人との関係に悩み続ける。そこに突然、家出したはずの母だと思われる一人の女性に出会うことになる。彼女は本当の母親なのか悩むなか、自分の本当の父親が誰かさえ不安になる・・・
人生に暗い影を抱いて生きる人々を冷たい詩情のなかに描く。ラストシーンの見事さは小津屈指の名演出。
本作はジェームズ・ディーンの代表作である『エデンの東』の小津的な翻案とも言われている。
1957年/日本/140分/35mm
監督: |
小津安二郎 |
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出演: |
原節子、有馬稲子、笠智衆、山田五十鈴、高橋貞二、田浦正巳、信欣三 |
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昨年12月28日に急遽した女優 高峰秀子が夫である松山善三監督のもと主演として輝く名作。
大正時代、ハワイの土を踏んだ日本人移民の家族たち。彼らは帰国することもできず、黙々と畑の耕作に明け暮れる日々が続いていた。そんな日系人の中に井上義雄ときしの夫婦や少女すみがいた。月日が流れて十年、井上は日本語教師に、妻は食糧店の店主に、すみは郷田と結婚しクリーニング店を営むまでになっていた。一方で祖国日本は満州事変、日中戦争・・へと突き進んでゆく。そんな祖国の状況は、日系人の彼らにも暗い影を落とすことに・・・。
1962年/日本/127分/35mm
監督: |
松山善三 |
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出演: |
高峰秀子、田村高廣、早川保、ミッキー・カーチス、小林桂樹 |
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松本清張のベスト・セラーを原作に、野村芳太郎監督が、北陸を舞台に人間の孤独と悲しさをスリリングに描く。2009年には 犬童一心監督が広末涼子、中谷美紀、木村多江のキャストでのリメイクが話題にもなったオリジナル傑作推理映画。
新婚1週間目に夫が消えた。妻は単身捜査に乗り出し、意外な事実が明るみになる。2人の女性との出会いが事件のさらなる謎を呼び、夫の隠された生活を知ることになる。
1961年/日本/95分/35mm
監督: |
野村芳太郎 |
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出演: |
久我美子、高千穂ひづる、有馬稲子、南原宏治、西村晃 |
日/時間 |
7月16日[土] |
7月17日[日] |
7月18日[月・祝] |
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11時 |
東京暮色 |
山河あり |
ゼロの焦点 |
14時 |
ゼロの焦点 |
東京暮色 |
山河あり |
日時 |
上記、上映スケジュールでご確認ください。 |
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開場時間 |
11:00の回は10:00開場、14:00の回は13:30開場。 当日のご来場順にて入場。 |
料金 |
前売:大人(高校生以上)600円、子供(3才以上)300円 【松竹 女優シリーズ】は1作品を1回ご覧になれる共通券での販売となります。 |
入場券販売 |
■彩の国ビジュアルプラザ4階・県民交流プラザ チケット取扱い時間:9:30~16:00 休館日:月曜日定休・祝日の場合は翌平日が休み。 ■川口リリアチケットセンター/前売り券のみ チケット取扱い時間:10:00~19:00(年中無休 ※休館日除く) 電話:048-254-9900 ■インターネットでの購入 e+(イープラス)/前売り券のみ http://eplus.jp/ (パソコン&携帯) 支払と受取をファミリーマートまたはセブンイレブンをご利用いただくと手数料がかかりません。それ以外の場合は手数料がかかります。詳しくはイープラスのHPでご確認ください。
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会場 |
彩の国ビジュアルプラザ 4階・ 映像ホール |
※満員の場合にはご入場をお断りすることがございます。(定員321名)
※やむを得ぬ事情により、上映作品や時間の変更・中止をする場合がありますので、あらかじめご了承ください。
主催: |
株式会社デジタルSKIPステーション |
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後援: |
川口市 |
彩の国ビジュアルプラザ
048-265-2591