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MEC Award 2012 入選作品展

映像表現の新たな可能性に果敢にチャレンジする映像作家やアーティストたちは、映像の世界を開拓・冒険するMedia Explorer(メディア・エクスプローラー)と呼ぶことができるでしょう。SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムが新たにスタートした公募展「MEC Award—Media Explorer Challenge Award—」は、彼らを積極的にバックアップすることを目的とし、全国に広く応募を呼びかけました。本入選作品展では、第一線で活躍する審査員により選ばれた5組のMedia Explorerの作品を展示いたします。映像表現の明日を担う若き才能の力強い第一歩を、ぜひご覧ください。

 

【MEC Award 受賞者(2作品、50音順)】


「CHANNELER」

「CHANNELER」

≪CHANNELER≫

 

「CHANNELER」

 

大橋 史(共同制作者:羽深由理、石田多朗、ONIPARI、元木一成)

 


 

プロフィール

 

2012 多摩美術大学大学院情報デザイン領域修了

 


 

作家からのコメント

 

この作品は「言葉とは知性に取り憑かれた音である」ことをテーマにしたHIPHOPビジュアル・ミュージック作品です。

素晴らしい音楽の力を借りることで新しいステージに立てることができました。 学部時代から積み重ねてきたビジュアル・ミュージックの研究と創作活動を、敬愛する音楽家達と共に研究を形にできたことを誇りに思います。

 

 


「Portrait of Occurrence」

「Portrait of Occurrence」

photo by Ken Kato

≪Portrait of Occurrence≫

 

「Portrait of Occurrence」

 

日野 晴香

 


 

プロフィール

 

2010年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2012年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了

 


 

作家からのコメント

 

タイトルを和訳すると「出来事の肖像」という意味になります。作品を構成する映像と文書は、異なる描写法で同一の出来事を現したものです。どの方法を用いても過不足なく現すことは困難です。個々人が取捨選択をして対象を描写した肖像の差がコミュニケーションを発生させるのだと考えます。

【入選者(3作品、50音順)】


「Round and Round」

「Round and Round」

≪Round and Round≫

 

「Round and Round」

 

戸田 祥子

 


 

プロフィール

 

2004年 東京藝術大学絵画学科専攻卒業
2006年 東京藝術大学院美術研究科壁画専攻修了

 


 

作家からのコメント

 

インド東部郊外の少数部族の村。ほとんどのものを自分たちの手で作り出す村人たちの暮らしの中には有機的な丸みを帯びた形体がよく出てきます。

その特異な生活と豊かな自然環境を映し出すとともに、独特の思想、おばけを信じるような生き方を、即興的オブジェの震える様子を挿入することによって表現しました。

 


「Uncle and Girl」

「Uncle and Girl」

≪Uncle and Girl≫

 

「Uncle and Girl」

 

内藤 日和

 


 

プロフィール

 

2012 大手前大学メディア・芸術学部メディア・芸術学科卒業

 


 

作家からのコメント

 

自分が子供の頃に感じた感覚や視点と、自分が大人になってから感じるようになった感覚や視点を、大人と子供とのやり取りで表現してみたくて作りました。

また、自分自身の思い出や成長、未熟な部分などがこの作品で全部さらけ出せたらいいなと思い、『おじさんと女の子』を自分自身に重ね合わせながら作りました。

この作品を見た方たちが『おじさんと女の子』の2人を見て、懐かしく思ったり、共感してくれたりしたら嬉しいです。

 


「Portrait of Occurrence」

「Portrait of Occurrence」

≪海辺のホームレス≫

 

「海辺のホームレス」

 

野口 健吾

 


 

プロフィール

 

2007 立教大学社会学部卒業 
現在、東京藝術大学大学院美術研究科在籍

 


 

作家からのコメント

 

砂浜を行ったり来たりしている。たまに貝殻を拾ったりする。

老人は海と無言の対話を重ね、悠久の日常をゆっくりと歩いている。

世間から見れば一人のホームレスと言えるのかもしれないが、果たしてどうだろうか。 日は昇りまた沈み、波は寄せて引き返す。繰り返される自然のサイクルに老人は溶け込み、漂っている。

【審査員(50音順)】

  塩田周三(ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役)


塩田周三(ポリゴン・ピクチュアズ代表取締役)

2003年の代表就任以来、海外のTV シリーズや海外市場をターゲットにしたコンテンツ企画開発を推進。 アルス・エレクトロニカ賞(オーストリア) 、SIGGRAPH(アメリカ)、TBSDigiCon6他、国内外の有数映像コンテストの審査員等を歴任。2008年には米国アニメーション専門誌 Animation Magazine が選ぶ「25 Toon Titans of Asia(アジア・アニメーション業界の25傑)」の一人に選定された。

 
  四方幸子(キュレーター、東京造形大学特任教授)
photo: Kenshu Shintsubo


四方幸子(キュレーター、東京造形大学特任教授)

キヤノン・アートラボ・キュレーター、森美術館アソシエイトキュレーター、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の特別学芸員を歴任。Transmediale(ベルリン)、eyebeam(ニューヨーク)アドバイザー、アルス・エレクトロニカ賞(オーストリア)、ナムジュン・パイク賞(ドイツ)他、国際フェスティバル等の審査員経験も多数。

 
  森 弘治(アーティスト)


森 弘治(アーティスト)

映像作品を中心に現代美術の分野で活動。主な展覧会に、第3回恵比寿映像祭、越後妻有アートトリエンナーレ2009、第52 回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際企画展、原美術館「アートスコープ2005/2006」、ジュ・ド・ポーム国立ギャラリー「The Burlesque Contemporains」(フランス)など国内外で作品を発表。また、2009年にアーティスト主導による芸術支援システム「ARTISTS` GUILD」を設立。現在は共同代表。

 

【賞】

MEC Award(2名)

彩の国ビジュアルプラザ内施設の100時間までの無償利用権(利用出来る施設:HDスタジオ、映像ホール、編集室、MA室、レンタル機材、他)

 

会期

2012年4月14日[土]~5月27日[日]

開館時間

9:30~17:00(入場16:30まで)

休館日

月曜日(祝日の場合は翌平日)

会場

SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム

映像ミュージアム入館料

大人¥500/小中学生¥250(常設展示もご覧いただけます)


ミューぽん

主催:

埼玉県

後援:

埼玉県教育委員会/川口市/川口市教育委員会

企画:

株式会社デジタルSKIPステーション

 

【MEC Award アーカイブ】


2012


2013


2015


2016


2017

このイベントに関するお問い合わせ

映像ミュージアム
048-265-2500



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